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http://www.tokyo.doyu.jp
事務局員 相田


≪2004年冬号≫
大田・品川支部・立正大学経営学部共催合同例会
[産学交流・学生の働く意識調査の深掘り 〜経営者と学生の本音対話〜]
「学生諸君、中小企業も捨てたもんじゃないよ!」

10月15日
私は現在、神戸本社と東京事務所を行ったり来たりの生活ですので、東京滞在中は自身の経営センスを高めるため、可能な限り支部を問わず積極的に例会参加をさせて頂いております。"産学交流"と聞けば、何か今風で真新しさを感じる自分でしたので、今回の例会は大変楽しみにしておりました。会場の立正大学に着いて驚きましたのが、開始時間午後6時半にも関わらず集まっておられます50名もの男女学生さん達に加え、それに負けない経営者の皆様の数に圧倒されました。産学交流の波が始まったばかりの地元神戸の私にとって、既にこのような会を、事前の関係者による緻密な下準備を済ませ、自然な形で開催されている同友会幹事の皆様、大学の先生始めスタッフの皆様に敬服する次第です。
例会の内容は、立正大学経営学部の山崎部長、池田支部長の開会挨拶の後、若手経営者・学生代表によるパネルディスカッション、その後、学生・経営者混載のグループ討議〜報告会、最後に菅沼支部長(大田支部)の閉会挨拶で1次会を終了し、討議のグループ単位でそのまま2次会会場(近くの居酒屋の大部屋)で合同フリートークを行うものでした。パネルディスカッションでは、学生にとって身近な存在である若手経営者のパネラーから、どのような経緯で起業家の道を歩んで、現在どのような活躍をされているかの説明があり、「自分のやりたい事が出来る」、「他人に使われるのでは無く、経営者としての目線で行う仕事はやりがいがある」「若くしてベンツに乗ってます」というような魅力的な報告に敏感に反応したりと、学生の皆さんも真剣に聴講されていました。また、学生パネラーで、「今回の就職活動を通じ、自分の周りに就職で悩んだり、困ったりしている学生がいかに多い事がわかり、今後、就職アドバイザー関連の事業を立ち上げてみたい」と発言する隅におけない(?)方もいらっしゃいました。
そういう穏やかな交流の反面、大学側の先生より、学生の事前300人アンケートでは、「リクルートに中小企業の選択肢は考えていない、接点がない」「独立転職よりも安定を望む(私の就職時もそうでしたが)」という回答が多かった事が伝えられ、中小企業のリクルート問題の厳しい現実も垣間見られました。   
その後のグループ討議は、1次会では学生さん達に堅苦しさが見られましたが、2次会では今回テーマの本音トークさながらでした。「面接時の選考基準とは?」「本当にやりたい事ができるんですか?」「大手企業のように休みは取れますか?」「少人数の会社で女子社員の扱いはどうですか?」「リストラする判断基準ってあるんですか?」等々の若者らしいフレッシュな質問に対し、経営者の皆様は優しく実例をあげて、"志の大切さ"を話の軸に語られていました。なかでも印象的な言葉として、「大手企業には待遇面では劣るかもしれませんが、小さいながらも夢を共有できるメンバーと仕事を通じて、お客様に喜んで頂ける。生きていて良かったと感じる瞬間です。」と述べられた時は、私も思わず "同感!"と心の中で叫んでおりました。当の私は、酔っていて良く覚えていませんが(?)、中小企業の良い部分を若き日の自分に語りかけるようにPRしていたと思います。
今回の例会を通じ、表面的には柔軟そうでも意外と芯のある今の学生さん達の気質に触れさせて頂いた事により、人材採用〜育成の面も含め、いろいろと勉強させて頂きました。彼らがまた、新卒でなくても将来の転職の岐路に立った時、志の観点で選択肢の上位に中小企業を考えてもらえれば、本会の意義もあるのではと思いました。今回は、既に同友会会員企業に内定されている学生さんも来られていて、当社としても、早く東京方面でやる気ある学生諸君を採用出来るように、日々精進していく所存です。スタッフの皆様、お疲れ様でした。有り難う御座いました。

東洋ハイメック 株式会社
ロボット事業部部長 小林 泰弘

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